組紐 〜宇宙を編む〜

先日、サンティアゴデコンポステーラの記事で、ケルトの幾何学模様のことを少し書きました。

ケルトノットと呼ばれる結び目。

 

そして博物館には機織りで作られた幾何学パターンの織物が展示されてありました。

織物の幾何学パターン、それは宇宙のエネルギーの流れを表しているということをすごく感じました。

そしてそれはケルト文化だけではなく全世界にも文化として存在しています。

「機織り」という1つのものとして見た時、日本にももちろんあるわけで。

「文化」として残り続けるということはそれなりの理由があるということです。

この「機織り」は原理としては織物全般に言えることで、編み物もそうですし、

僕の場合、これを見た時日本の「組紐」が頭に浮かびました。

そう言えば映画「君の名は。」で特に印象に残っているシーンが「組紐」の説明でした。(このシーンだけに限りませんが、皆さんもそうではないですか?)

 

 

作中、一葉(おばあちゃん)の話でこういうものがありました。

「糸をつなげることも結び。人を繋げることも結び。時間が流れることも結び。全部神様の力や。わしらの作る組紐もそやから、神様の業、時間の流れそのものを表しとる。寄り集まって形を作り、ねじれて絡まって、時には戻って途切れ、またつながり。それが結び。それが時間。」

このセリフ。

これが、比喩ではなくリアルだったということです。

(という記事を書こうとしていたら6/30(明日)になんとテレビで「君の名は。」するらしいですね!(シンクロ)

なのでどうしてもテレビでする前にこの記事をUPしたかったのですが、ギリギリですみません笑

この記事を読まれてもし「君の名は。」を観られる方はぜひここのシーンにも注目してみてください。)


 

ということなので、スペイン旅行から帰ってきてすぐに、「組紐体験」に行ってきました。

 

講師の人:「なぜ組紐体験をしようと思ったのですか?、やっぱり映画の「君の名は。」とか笑?」

 

Ryo:「いえ、実は神聖幾何学を研究していまして、織物の網目の幾何学パターンに宇宙の磁場の流れがあると思って興味があって。。。」

 

講師の人:「はぁ。なるほど………。」

 

なかなか珍しい動機だったらしく反応に困っていました。笑(スミマセン)

体験ということなので1色、2色と簡単なものを。

この写真のものは1色ですが、帯締めと言って、組み方は同じですが、長いものを作ります。糸は絹糸。色は選ばせてもらえたので緑を選択。

重りは交互に重さが違っていて、重さによって糸の量(太さ)が違います。

 

今回の組み方は糸を8本で組みました。これも16本や24本でもできるそうです。

 

最初は組む手の動きの順番に頭が迷いますが、パターンさえつかめればあとは繰り返し。

交互に交互に。すると綺麗な網目(組目)が出来上がります。

綺麗ですね。

絹糸で肌触りがいいのもまたいい感じです。

今回はこのパターンでしたが、他にも幾通りの組み合わせがあり、色を変えたり糸の本数を変えたり編み方を変えれば違ったものが出来上がります。

他のパターンも試してみたかったのですが、体験はここまで。

どうしても4色で試してみたかったので、どうしたものかと調べてみるとなんとユザワヤで組紐プレートなるものがあるということがわかり早速買いに行きました。

 

(組紐体験の教室の隣にユザワヤ笑)

円形のものと四角形のもの。とりあえずどちらも購入。1つ600円くらい。

(ダイソーでも似たようなものがあるとかないとか。)

これ、よく見ればミサンガですよね。(アマゾンではこちら

小学校の頃みんなやってました。僕は当時全く興味がなかったのでしてなかったのですが笑。

ミサンガはこういうものを使って作ってたんでしょうか?

まぁわかりませんけど。

組み方もこのパッケージに載っているものや、ネットで調べてみると色々あるようなので作ってみました。

まずは付属のもので。

組み方の原理は同じもので素材が変わっただけなので、簡易的に作ることができます。

 

左(上)が円形のプレート。右(下)が四角形のプレートで作ったものです。

これもパターンが出ていますね。左のものは螺旋状になっていてねじれています。

一方右のほうは平らになっていますが、綺麗な色の配置になっています。

そして、試してみたかった4色。こちらはユザワヤで購入した麻紐です。

 

 

左(上)が円形プレート。右(下)が四角形プレート。

試してみた結果「やっぱり」と思いました。

これも何度も目にしている幾何学のエネルギーパターン。

 

これも宇宙の法則のエネルギーの流れ。こういうものが伝統として残っているのは素晴らしいことですね。あるいは必然的に残っているのだと思います。

このような身近にあるものにさえ、トッチさんの仰っている「ヒント」が散りばめられていたと言うことです。

そして重要なのがヒントであって答えではないというところです。

本当に目に入るところすべてに「それ」は隠れている。

 

この伝統工芸も、「人の手で作られている」というのが大切で、知恵が伝承されているところもまた重要。

もちろん機械的な作業を否定しているのではありませんし、作業効率化も素晴らしいですが、そのパターンを「知っている」ことが大事で、伝えることも人の手で。

 

そうすることで「靈」が入ります。別の言い方をすると作り手の波動が入ります。

今までの記事にも書いてきましたが、どういう気持ちで行うか。

料理なんかもそうです。作る料理にはその人の波動が入る。

何をするにしてもそれに集中し、「今」に生きて「靈」が入る。それがトッチさんの仰る「精神修行」なんだと思います。

本当に「靈」が入ったものの磁場は人を惹きつけ、その磁場を人は放っておきません。

世の中で注目されるアートや、なぜか爆発的に流行る映画。

そして何世紀にも受け継がれている伝統工芸の技術や叡智。宇宙のエネルギーを身に纏う。

人それぞれ深いところで「知っている」のです。

 

これが「君の名は。」で言われる1つの「結び」であると思います。

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